今回は本年度爆発的HITを見せている「フリースタイル」ってなんやねん!って所からご紹介したいと思います。
一番最近でバズった要因と言えば何を隠そう「フリースタイルダンジョン」ですね!
フリースタイルって何?フリースタイルダンジョンって何?って所から気軽にフリースタイルやってみようZE!って所まで一気にご紹介します
フリースタイルってなに?
最近巷で聞くようになった「フリースタイル」という言葉。 むむむ..ふりーなすたいるとは・・
という方にまずはご説明します。
フリースタイル
即興で考えた言葉をリズムに乗せて韻を踏みながら歌う事。
一言でいうなればこんな感じです。RAPの表現方法の一種ですね。では発祥はどんな感じ?
どうやって生まれた?
元々ラップというジャンルは、リリック(歌詞)を練りに練って音源化します。そんな中で練りこむ最中に鼻歌交じりで試しに歌ってみたりするんですが、発祥はここなんじゃないかと言われています。
そこから派生してストリート(ゲットー)の悪達がこのジャンルCOOLだぜ!という事で流行りだし、これまで銃の打ち合いや殺し合いで解決していたスラムの現状から表現(ラップやダンス)で決着つけようぜ!となったのがフリースタイルバトルの発端です。
ちなみに、ダンスというのは日本で言うブレイクダンス(アメリカではBreakin’)の事であれも元々バトルが主です。
管理人もこのカルチャーが中学生時代から大好きで、BreakinにRAPと青春時代から青年期までどっぷりハマってました。
DIS とは?
近頃では普通の用語として使われ始めた新日本語みたいな立ち位置ですが、これも元々はHIPHOPカルチャーから来ています。フリースタイルバトル(MCバトル)で相手を貶す事をDISと言い、日本語化してDISるという言葉が流行りだしました。
「貶すなよぅ~~」というよりも「DISんなよ~」と言ったほうが語感もいいですし、なんとなくカッコいいから流行ったのかな?
やはり元々の発祥はバトルから来ています。よってMCバトルでは相手をDISる事が多い訳ですが、「アホ」とか「バカ」とか小学生みたいなDISの仕方よりも「よりテクニカルに」「より沸くような」いわゆる”粋”な表現が周囲を沸かせる傾向があります。
無法ではなくて韻を踏むというルールがあるからこそ、このテクニカルにDISる事にも輝きが出てきます。
フリースタイルダンジョンってなんや?
TV ASAHIで毎週火曜深夜1時半から放送されるMCバトルをRPG風に仕立てあげた本年度のヒット作です。
プロのラッパー達にアマチュアの人々がフリースタイルで挑んで行き、ラスボスを倒したら賞金がもらえるという番組です。ちなみに道中のモンスターは
◇R-指定
◇サイプレス上野
◇漢 a.k.a. GAMI
◇DOTAMA
◇T-Pablow
◇CHICO CARLITO
◇ラスボス:般若
となってます。なかなかのメンツですね!
今までHIPHOPが好きな人や、悪い人たち等々のCOREなカルチャーとして存在していた「RAP」という物が一般の方に浸透してきた一番の立役者です。
カラオケでRAPを歌うのは分かりますが、今やフリースタイルをやる人も学生などはまだ分かりますが、サラリーマンにまで浸透しサラリーマンが名刺交換代わりにRAPする時代が来ていますw
こういった背景には、義務教育でダンスが必修になったり音楽カルチャーに対するさらなる関心も影響しているのかもしれませんね。
さぁフリースタイルしてみようZE!
さぁ、やり方はいたってSIMPLE!
好きなBEATを流して、好きな事を好きなメロディーやリズムでカッコよく言うだけ!
最初はコレだけです。最初っから韻を踏もうすると、慣れてない場合「言葉が詰まって終わり」
orz
これじゃあまったく楽しくありません。やっぱり楽しい事。心躍る事が最優先です。なので、まずは言いたい事をストレス発散かのようにリズムに乗せて言いまくる!酒が入ってると尚良しです!
これに慣れてきたら
リズムの節目に言った言葉の韻を次の節目に踏むという事を少し意識してみます。最初は一文字でいいです。
~ですよ→ ~●●の
とか、簡単な韻でいいんです。スモールステップを積み重ねないと出来る物も出来るようになりません。それも慣れてきたら段々韻を踏む文字数を増やしていく感じです。
これでSTAGEは整った・・(どやっ)
さて、ここからバトルだとかサイファーで使えるようにスキルを高めていきます。
サイファー (ヒップホップ) サイファーは、複数人が輪になって即興でラップをすることである。
RAPにはフローという物が存在します。簡単に言うと「言い方/歌い方」ですね。具体的に言うと、独特なメロディーがついていたりリズムの取り方だったり発声の仕方だったりその人それぞれのオリジナルフローがあります。これを観客を沸かせられるように、洗練していきましょう。
自分の強みって?
フローは自分流。それがカッコいいと思います。その自分流ってどう見つけるか?というと、簡単に言えば人と違う所のクオリティを高めるという事に尽きると思います。
例えば舌っ足らずな人は、流れるような言葉の流れが強みになります。聞き取りにくい言葉でも「リズム帯」は良かったりして洗練すれば聞き心地が凄くよくなります。(鎮座DOPENESS等)
他にも早口言葉が得意でキレキレな人はON BEAT(リズム帯にばっちりハメる)のようなやり方で、会場を沸かせるのもいいと思います。(KEN THE 390やSKY-HI等)
リズム帯にメロディーをつけるのが上手い人であれば、キャッチーな印象を相手に与えられます(AK-69等)
このようにその人に合った特徴をSHOWBIZ(エンターテイメント)のレベルまで昇華出来るとフリースタイルマスターと言っても過言ではありませんね!
逆に、なんも特徴ねぇよ!って人
も諦めるなかれ。それこそ努力で成長出来ます。オリジナルがいいとされてますが、他の人のフローを真似るというのも有りです。BIGBANGのG-Dragonさんなんかも「パクり」疑惑が出ましたが、「いいもんはいいっしょ。」と開き直っています!このくらいの自分に自信をもって貫けばいい訳ですね~
でも注意!
ただ、真似るなら日本人のラッパーよりもアメリカ等のビルボードに乗る系のラッパーをお勧めします。理由はアメリカのフローが世界最新だから。アメリカの風土が自由なんで規制がメインの日本より最新のフローが生まれやすいのは言わずもがなです。
まとめ
如何でしたでしょうか?記事の執筆能力の乏しさに打ちひしがれてる管理人1号ですが、参考になれば幸いです。これからも日々精進やな!フリースタイルについては管理人も好きで毎週やってるので、これからも執筆していこうと思います|д゚)!
ではアディオス!